プロ志望のメンバーも多数。先生たちの親身な対応


 学校:beeミュージックスクール
 種目:ポピュラーヴォーカル
 年数:5年(50歳〜)
 場所:bee池袋本校

上手くなりたい! という気持ちで、音楽のスキルを上げていくために。
 高校で、音楽の授業を担当していたことがありました。
 ピアノはそこそこ問題なくできるのですが、思っていたより声が出ないことがわかり、このままではまずいと思い、スキルを高めようと思いました。以前からスクールに通っていましたが、転勤によって、レッスンを継続したかったので、池袋のスクールをあらためて選びました。月2回のレッスンで、10,800円です(税込)。

スクールを選んだのは、「音楽する人」を見たかったから。
 音大を卒業していながら、まったくの個人レッスンを受けるコネクションをすでに失っていたということもありますが、音楽を趣味として、あるいはプロ志望でつっこんで勉強していきたいという人たちが、高校を離れたらどんなふうになるのだろうか、とかねてから興味をもっていて、スクールでの勉強を決めました。beeはヴォーカルやヴォイス(アナウンス)が中心ですが、ギター、ピアノのクラスもあります。生徒は10代後半から20代なかばくらいが多いようですが、小学生から60代の方が在籍しているとのことです。自分の出演しない発表会を聴きにいったこともあります。発表会で自分の知らない楽曲をたくさん聴くことができて、興味深く楽しむことができました。
スクールはとてもいい雰囲気です。オーディションで、おそらくスタッフの人柄も精査しているのではないかと思うくらいです。若い人、特にプロ志望の人たちはものおじせずに、どんどん先生方に話しかけている、いい関係をつくっているようです。
ずっと同じ先生に習うこともできるのですが、あえて、男性/女性かかわらず、いろんな先生につくようにしてきました。こういったシステムはbeeならではかと思います。いくつもの目で、いくつもの耳で生徒である私を観察していただけるのは、いろんな発見があって、楽しいことでもあります。レッスンは完全に個人レッスンなので、1時間でいっぱいいっぱいになりますが、先生には「1時間にフルパワーじゃ、まだまだだね」と言われてしまいます。からだや顔をリラックスさせないと、長い時間歌えないとのこと、まだどこかに力が入っているのでしょう。

腕前は上がった、あとは発表会で自分を表現

  事情があって、教える仕事を辞めてしまったのですが、自己実現の場として、スクールに通っています。ゆっくりですが、上手くなったと言ってもらえています。声量が増えたそうです。年齢を重ねてきた分、表現力では若い人たちには絶対に負けない自信があるので、まずはスクールの発表会の舞台を踏んで、「こんなおばさんになっても、自分の想いを表現することができるんだ」と若い生徒たちに思ってもらえることがさしあたっての目標です。